「偉大なる、しゅららぼん」を読んだ、見た

今更だけど「偉大なる、しゅららぼん」を読んだ。

 

作者は、万城目学。勝手に"まんじょうめ"って読んでいたけど正しくは"まきめ"らしい。前に同じ作者の鹿男あをによしを読んで面白かった。なんで、これも面白いと思ったら案の定面白かった。ストーリーはかいつまんで無理やり適当にまとめると超能力バトル。超能力バトルっていうとセカイ系って感じだけど、しゅららぼんは琵琶湖限定。セカイも救われないし、主人公が圧倒的な力を持つことはない。この地味渋な感じのファンタジーがこの小説の面白いところ。ファンタジーなんだけど、文学だね。文学が何かは知らないけど。

 

色々貼られている伏線も面白かった。名前のさんずいとか文字で見せる伏線とか、最後まで気づかなかった。タイトルの謎単語、しゅららぼんが出てくるときとかも、ここかーって感じ。そんな感じで小説を読み終わり、気持ちいい読後感を得た後、DTVを見てみると、あるじゃないですか「偉大なる、しゅららぼん」の映画が。文字だとしゅららぼんはしゅららぼんにしかならないけど、映画はどう表現しているかが気になった。後、あんなシーンやこんなシーンなど映像で見たい箇所もたくさんある。原作がこんだけ面白いんだからもちろん映画も面白いだろう。

 

ポチっ。あっ、うん、深キョンは可愛いね。

 

おわり。