SCHAFT(シャフト) 復活!

藤井麻輝今井寿の音楽ユニットSCHAFTが復活する。藤井麻輝SOFT BALLETに所属していた。昔すぎて覚えてないけど、初めて買ったアルバムがモダンチョキチョキズ、二枚目に買ったCDがジュディマリ、三枚目がソフトバレエだった、と思う。偶然だけど、1枚目と3番目が未来を予測しているようでなかなか良いチョイスをしたもんだ。

 

何をどうやってソフトバレエを見つけたかは全く記憶にない。当時はインターネットなんかないし、田舎のCD屋では視聴機なんかありゃしない。貯めた小遣いで博打気味に買うしかなかった。と、書いているところで記憶が少し蘇ってきた。嘘記憶かもしれないけど、何かの雑誌のCD評のコメントを見て買ったんだ、確か。文字を読み取って、音を想像しCDを買う。CDをプレイヤーにかけるまでどんな音楽かは分からない。新品のCDケースを開けるパキッていう音に毎回ビビらされながら、ケースを開けてプレイヤーにかける。この時間がとても好きだった。

 

そんなおっさんの昔話はともかく、昨日本屋に行って音楽雑誌のコーナに立ち寄ってみた。そこで音楽と人の表紙にSCHAFTが載っていた。隣には電気グルーヴが表紙になった雑誌があった。20数年前と変わらぬ光景。って、おかしいでしょ。CD買ってた世代は俺の世代で終わってしまったから、音楽雑誌はおっさん向けになってるのかな?それはともかく、記事を読むとSCHAFTの新作CDはかなりの良い出来、みたいなことを書いていた。文章から想像する音楽。普段ならYoutubeでチェックするけど、久しぶりに情報を入れないままCDを買ってみようかな。

 

当時の藤井麻輝の音は田舎の学生には衝撃的だった。聞いたことのないサウンドが溢れていた。音楽が詳しい人なら似たようなCDを知ってるかも知れない。でも田舎じゃ、そんな人もいないし、情報源はテレビとラジオしかない。何度もなんどもCDラジカセで聞いたなぁ。でも今の時代、おっさんとなって感受性が弱くなった俺には、聞いたことのないような音楽に出会うのは難しい。。。(ちなみに、聞いていたタイトルはINCUBATE)

 

最近は、ゲスの極み乙女。を聞いていた。はてなかどこかのブログで彼らを見つけたと思う。キーボードとベースがかっこいい、と思って聞いてたら、ボーカルが浮気して変な方向に行きだした。まぁ、浮気しないバンドのボーカルの方が探すのが難しいという噂もあるけど、色物になって消えないことを切に願う。tATuをめざましテレビで聞いてCDを買ったら、なんか色物キャラになって、CDを持ってるのが恥ずかしくなった経験を持つ俺からすると、同じ道は辿らないでもらいたい。すでにゲス聞いてるんだ、って人に言いづらい空気ができてきている気もするけど。なんかすでにダメな気がしてきた。